Better than nothing夫婦

米国ナーシングホーム勤務女性の毎日のあれこれ

2020 ハロウィン

コロナウイルスの蔓延が中西部で特にひどい今、今年のハロウィンは、街全体でほぼ中止だ。トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!)を、子供達が玄関先でふれて回ってお菓子をもらう。とても楽しみな行事なのに、キャンセルになるとは。これも、各種ショーの中止、観客のいないスポーツなど、様々な前代未聞の出来事の一つとなった。

 

我が家も、ドライブがてら、毎年郊外までパンプキンを買いに行くのに、今年はそれも辞めた。子供達も回って来ないし、合図の玄関のライトも消して、うちは今年は参加してませんの意思表示。もしも、回ってくる子がいても、やるお菓子も購入してない。毎年バターフィンガー、キットキャット、スニッカーズ、ピーナッツバターカップなどの小ぶり版を沢山購入しておくが、毎年沢山余って、結局自分たちで食べる羽目になるので、それを見越してここ数年は自分たちの好みのキャンデーを買うようになった。私の好みはバターフィンガー、夫が好きなのはピーナッツバターカップ。

 

今年は5度前後の寒い10月31日、ハロウィンデーだった。子供達が小さい時、ある年はとても寒くて雪がチラつき、30分ぐらい父親と回って、あまりに寒いので風邪をひかないかと心配した夫が早めに切り上げてきたのに、もっとお菓子が欲しい娘は、また出かけると主張した。

 

ある時は、かなり暖かくて、薄いコスチュームでも全く寒くなく、親は心配しないで済む。市販のコスチュームはペラペラで、たまたまハロウィンが寒い年は、1時間近く歩き回る子供達が暖かくしていられるように、親は下に何を着せるか心配する。コスチュームの上から、コートを着せたら楽しみが台無しになる。でも、子供たちは、暖かろうと、寒かろうと、子供達は飛び跳ね回って家々を回る。